満月と木星

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宵の入りのほぼ満月

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ゆーーーっくりおふろに入ってぐっすり眠ろう
と思っておふろから上がったら窓の外は白んでた
なーんだいっつも私は空に片思いじゃん
空の真珠をネックレスに眠ろう
おやすみなさい
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言葉には追いつかない眩しさの夜明け
しばらく触れなかったDVDに薄く積もったホコリすらも
きらきらと世界のかがやきを教えてくれる
この朝陽もどこかでは夕日なのだ
長くのばす影も
どこかでは夕暮れの長い影なのだ


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いま明けてゆく空、が
このまま白く白くなっていってもうすべてが消えてしまわないだろうかと
まだ何も描かれていない紙のように
眩しい光に満ちた目覚めのように
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また、雨がパラついてきた
さっき洗濯物を取り込む時見かけた、
ゆっくりと横断歩道を渡っていたおばあさんは
もう家に着いているだろうか
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百合の蜜02
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百合の蜜01
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15年前「また会う気がする」と贈ったこの音が 今作で語りかける

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雨 地表は鏡面となり 地上に存在するすべての者を 映す

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