晴れてる昼間にシャボン玉吹いて 空にきらきらと舞い飛んでゆき すぅ と消える写真にも残らずに かたちある宝石よりも美しいそのあり様のようなお話を今読んで泣いた また空を見上げると居残り当番のような白く細い月
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2020.1.28
 
深海の
おさかなは
眠ったり
目覚めたり
するのだろうか
そこに物語はあるのだろうか
コンテンポラリーダンスのようだろうか
 
 
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気球に乗ってみたくなった
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ここのところ空の高いところでひゅうひゅうと風の音がする
風も気圧も温度差で生まれるんだったかな
(風→移動→)距離や息苦しさ(圧)も温度差から生まれる気がする
雨も涙も温度差で流れる気がする
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澄んだ空気に
つややかな
満月過ぎの月と星
 
遷りゆきとどまることのない星たちと
共に在る 関わり合い続けている とわかっているのにヒトは
何をとどめていようとしているのだろう
なぜ何かをつかもうとするのだろう
 
そんなことこの世にはひとつもないのに
ただ、経てゆくだけなのに
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2015.1.27

すれちがう車のライト、街灯、信号、看板、自動販売機、が
フロントガラスに当たる雨つぶ照らし
きら、と星になる 瞬間

ワイパーがすべてを消し
すぐまたちらばる星、

また消され くりかえされる、この
矛盾を前提とした
車に乗っている
真夜中
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話し終えていないカーテン
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去年からずっとやっている練習1、
去年末からの語学の勉強は練習2、
文字の練習は練習3と呼んでいる
今日の練習3は自分の書いた文章を好きなフォントでプリントしてそれに倣って書く

“いつかあなたが孤独の中に居るとき、
 すけのすけはきっと 側に居る
 何もしない、ただ居るだけ
 あなたは気づかない

 でもあなたのこころは何故かほんのすこし
 あたたかになる

 それだけでうれしい
 すけのすけも
 わたしも”

これは『すきとおりすけのすけ』作者のことばの一部だった
何故この部分を今日書いたのだろうか、と思う
明日は、以前住んでた部屋の上に
住んでいる友達の猫の
一周忌なのだった
猫のことを思い友達とやりとりしていたら、たまたまこの部分を書いた
ああ、猫はきっと、このすけのすけのように、友達の近くに居るんだね
そう思って友達に伝えた きっと猫が伝えてとわたしに言ったんだろか

わたしの側にもいつも、すけのすけのように側に居る音楽がある 気づいてる いつだって間に合ってる なんなら、先回りしてる
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白く乾いたススキが 風に揺れ 宙にはたきをかけている なんとなく年末感を感じていた最近だけど 旧暦では年末だった
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