やっと陽が見えるところまでもどってきた 部屋にはまだ差し込まないけれど 地軸の傾きがこのような待ちわびる気持ちをもたらしてくれる 首を傾げてしまうような出来事は何をもたらす せめてやさしくありたいと己に誓うこと

スーパーで買い物しながら聴くライブ音源での藤くん渾身の「ありがとう」に思わず頷いてしまう震える命
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先日、フランスの好きな絵描きさん、Frédéric Forestさん @fredericforest が日本に来ていらしたので、「自分の絵本をプレゼントしたい」とメッセージしたら、空港でお渡しすることができた 拙著絵本と『透明な目の野生動物』の鉛筆画(仮プリント)をお渡ししたら、日本を描いた画集をくださった とても見たかったものだったのでうれしい… そしてその場で好きな絵を描いてくださった (自分は誰かにサインなどを求められない性分なので)うれしい ありがとう 思っていた通りにやわらかな空気感のかただった

Frédéricさんの絵と自分の表現には何か共通するものがあると感じる その「物」というより「空間、空気感、雰囲気」のようなものを描いていること 感じていることを描くために、ある限られた要素だけを描くこと それにより鑑賞者はこの世界を成す包括的な何かを感じることができる

3枚目は私が描いた『広告批評』の表紙 ピンの指す1点を描くことで、それ以外のすべての空間、宇宙を描いた

国際線の空港の空気感はスカっと抜けていて心地良く 国内線や電車の駅のような、混み合ってザワザワする雑音を感じなかった 身体も気持ちも軽い

帰って最寄り駅に降りたときの違和感、日常を過ごす土地への違和感が、重たく感じた



ベランダの菜の花 蒸して塩 湯気から香る微かな甘さ 喉から鼻に抜ける甘みとえぐみ 何も混ぜたくない

『冬のなんかさ、春のなんかね』がいい 空気公団の『春愁秋思』みたいだな

“秋は深くて迷いやすい
春は白くて間違いやすい”
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2003年〜の「ひび」(akanetの日記のようなページ、今の「a day」)のデータがが発掘されて少し読んだ あれ、こんなだったっけ そうか、私は歳を重ねてよかったし、つらいことをさまざま経ての今の自分でよかった 気に入ってる と思った

2006年に書いた文章も発掘 これはとても気に入ってる このころの鋭敏さは薄れたけれど、今は別の深みは備わってきたと思うのだ

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2006.02

テレビも映画もほとんどみません
インターネットもあまり熱心にはのぞかず
ゲームはまったくやったことがない

そんなわたしが
ふれる 映像は
まいにちの電車の窓にうつる景色です

くりかえされるおなじ風景は
なのに毎日あたらしく
あきることがありません


ときに電車がカーブを描いてはしると
ゆっくりと回転する景色 そこに
べつの軌道で また、
弧を描き移動してゆく電車やくるまがみえたとき
近づき、また離れてゆく距離を感じたとき
なんだかある独特な感覚になる

それはここちよく せつなく
惑星と惑星がそれぞれ螺旋を描いて移動し、
重力やらなにやらのちからを影響しあっている宇宙の空間のなかに
いま、自分もいる
その一部だった
と思いだす
そんなおおきな気持ちにさせられる

もしかしてスポーツをしているひとは
このような感覚とともにいつもいるのだろうかしら


移動と移動のかけざんをしたようにして
うまれた このかんかくや
みつけた
感じた
いろんなことを
あらわすほうほうを さがしている

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『キャベツ頭さん』
『雪だるまさん』
『雨ふりさん』
をSUZURIに追加しました
https://suzuri.jp/akaneotsuki
(今日までセール中)

こっそり更新しておこうと思っていたのだけれど、レイアウトしてみたら「かわいいではないか!」と思ったので告知もしてみます アイデア物ではないプリントしただけのものは避けていたのですが 思いのほかかわいいので気持ち盛り上がりました

『キャベツ頭さん』は数年前にSNS投稿に描き下ろし
『雪だるまさん』は25年前くらいのダイキンエアコンのCMアニメーションに描いたもの
『雨ふりさん』は25年前くらいのTEPCO(東京電力)のCMアニメーションに描いたもの

冬の土用期間に入ったら なんだか しん、とした気持ちになって 言葉もあまり出ない 黙々とそこここを整えています