気圧が急上昇し始めた途端強風が吹いてきて 風の音の和音も変わったような
ざあざあと降る雨は地表を流れてしまう ふわりと舞い降りる雪のように やわらかに降り積もる花びらのように 届けたい
こころの中の しん、としたみずうみで おはなしする
目覚める瞬間に忘れてしまった夢が 残り香のように首のあたりマフラーを編んでいる
陽が暮れてきて今 パっと街灯がいっせいに灯って 人生の暮れにもそういう瞬間があるのかもしれないと思った