原画はコピー紙に鉛筆で描画 音から感じられる森ゆにさんの暮らす甲府の山の景色を描いた 木々の間から白い霧が降りてくる神聖な空気




印刷は地券紙(再生紙)に白いインクで

この方法では
描画が反映されにくいことも想定して 自分なりに濃く描いたが
それでも薄かった

しかしこの儚い淡さが この作品の透明感と
添うことができた
と思っている




盤と歌詞カード

このデザインを考えた時にまず
この歌詞カードのアイデアが浮かび、
それが中心となって制作した

4枚のトレーシングペーパーに
陽の遷りを描いた山を描き
重ねると
甲府へ向かう時に見える、
あの山々が現れる




盤は夕焼けのようでもあり、また
森ゆにさんの可憐さは 果実のようだと思い
その瑞々しさを
淡いグラデーションのこの色で
呼び覚ました




歌詞カードは
4枚のトレーシングペーパー
ページが進むにつれ、
山が夕焼け染まる

原画はコピー紙に鉛筆描画
1ページにつき3パターンを描き
データ上でそれぞれ違う色にして重ね
遠くに映る山々の空気感を立ち昇らせた