▶︎akanet storeにて
『すきとおりすけのすけ』のハードカバー
在庫少々ですが販売いたします
よりシンプルになった表紙
虹色が際立つ背表紙
「もの」としての美しさを湛えた1冊となりました

ところで先日、映画『片思い世界』を観ました
私には何か『すけのすけ』へのアンサーソングのように感じ、誰とも違う涙でぐしゃぐしゃになりました
あの世界に心震え何かが響いた人に、ぜひ『すきとおりすけのすけ』をみていただきたいな、と思いました
そして『すきとおりすけのすけ』が心に響いた方にも『片思い世界』をご覧になっていただきたいです

▶︎すきとおりすけのすけページ
『すきとおりすけのすけ』のあとがきに書いた『いるのにいない』をご一読ください
———

『いるのにいない』

何かをつくるとき 自分が消えたようになるときがある
何か大きなちからに動かされているような感覚
その「大きな何か」を誰かに伝えるための、
自分はただの通過物になったような状態
この宇宙のすべてのもの、存在に
感謝のような、敬うような
そのとき感じる 強い強い、眩しさ
(2009年7月23日の手記より)
 
その事について考え続けていたわたしは
自分が消えたような状態は「窓」だと導き出し
同じように生きている人へ旗を振るような気持ちで、
「窓が主人公の絵本」に取り組んだ
 
制作が長く難航していたあるとき、
副産物のように『すきとおりすけのすけ』が訪れた
窓と同じように透明な、「いるのにいない」すけのすけ
 
描いてゆくにつれわたしは、すけのすけの究極の孤独を知った
誰にも存在を認識される事無く生きてきた彼はきっと、
寂しさすら知らなかったのかもしれない
 
すけのすけの「自分でもわからなかった自分の姿」は
幾多のトラブルや他者との関わりによって露になってゆく
ひとは 誰もがそうやって己を知ってゆくのではないだろうか
 
 
そしてときは訪れる
誰かが自分をみつける
言葉を交わす
ぬくもりを知る
 
究極の孤独を生きてきたすけのすけにとって
どんなにか眩しく衝撃的な瞬間だったであろう
 
何も言葉にならないときにあふれる涙のように 雨は降る
 
元の透明な姿にもどったすけのすけは
そのつかのまの鮮やかな記憶をいだいて生きてゆく
もう彼はきっと 寂しさも知ってしまった
それは眩しさと共に在ることも
 
いつかあなたが孤独の中に居るとき、
すけのすけはきっと 側に居る
何もしない、ただ居るだけ
あなたは気づかない
 
でもあなたのこころは何故かほんのすこしあたたかになる
それだけでうれしい
すけのすけも
わたしも
 ———
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Instagramのストーリーに
『雨』インスタレーションについての投稿を載せたら、
白磁色の曇り空に透明な雨を描いた写真に、同じ白磁色の背景が合わせられていて
なんて美しいのだろうと感じ、この美しさを何も邪魔したくなくて、白い文字で紹介文を載せる

少し経って、改めて見てみると 「ああ、こういうのがいいな 好きだな こういうのが自分だな」と思った
日々説明しなければいけない事が多すぎて どこか遠慮してきて このような感覚から離れてしまっていた自分に気がついた

心地いい とただ感じる

いるのにいない

見知らぬ誰かがひとり、
いいねをしてくれ
静かにうれしい
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昨日から発熱 めいっぱい突っ走ったから強制的な「休め」と身体からの御達しにて久しぶりに少し眠るがやらなきゃいけないこと頭ぐるぐるして起きてあれこれ動いていたら「お前休めと言っただろうが」とばかりに熱上昇 このTシャツ着てるからかな『常に体温計っているTシャツ』 shop.akanet.net

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  水彩画編みシリーズ(夕焼け)
30年以上描き続けている水彩画の網目
水彩絵の具の水分で、紙が縮みできたシワも美しく感じ
それを活かしてプリント面の端を波打たせました