こころの中の しん、としたみずうみで おはなしする
目覚める瞬間に忘れてしまった夢が 残り香のように首のあたりマフラーを編んでいる
陽が暮れてきて今 パっと街灯がいっせいに灯って 人生の暮れにもそういう瞬間があるのかもしれないと思った