始発電車がフィルムのように走ってゆく 取り戻せない緊張感で押した1枚ごとの窓が連なって
地軸が傾いていて優しい 季節はめぐるから
眠っているあいだに地球が回っていて優しい
ただただ流れる涙は何にも置き換えられないかがやきの結晶なんだ
いつかできることは 今しないんだ 今できることしか 今しないんだ