セリ、よく根付いた
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“一般的”で“安全”なところに居たままで、
“まだ誰もみたことのない景色”を見せられると思う?
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2013年12月11日

夕暮れ

すこし高いところから街を見渡している
道なりにつづく信号機
青、黄、赤、果実のように

しかし早い
その移りのあまりの早さに、
なぜだかもの悲しくなっていたら
果実は落ちることなく、また 青く色づいた
 
 
 
 
 
 
 
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川面に映る街灯に パチ、パチ、と 霧雨の火花飛び散る線香花火
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カブの間引き菜の胡麻和え
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風にたなびくレースのスカート
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熱した金属がこぼれ出すようになめらかな遷り
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少し痛いくらいの冷たい空気の中で 風が鋭いナイフとなって斬りつけるほど 感覚が研ぎ澄まされてゆくのを感じる
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古いマンションの、たぶん建った当時からの少しレトロなキッチンの、水道の蛇口の締まり切らない時があって、ポタン、ポタン、と水滴の音が鳴り続けるのを、音楽もかけずに聴いている いちども同じ音階にならないその響きは、何か喋っているような(写真:拙著絵本『あ あ』より)
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最近眠っている時の夢が濃密で、
目が覚めると眠る前のことを記憶喪失気味になっている
今日は夢の中で3日間過ごしたのでタイムトリップしたような気分で今いる

夢の中で私はいつも3つのアトリエがあって、
何度も繰り返し出てくる部屋もある そこへ友達を案内していた
友達は知り合って長いけれど友達と言えるようになったのは最近で、
でもお互いの創作や闇と向き合う生き方に敬意を抱いている と感じる
それぞれ親しい友を亡くした気持ちを知っている

ここ数日亡き友を強く思い出していたのだけれど、
その友達もまた、亡き友を思い出していたのではないか
彼岸までは行かないその近くで友を偲んでいたのではないか
夢はそこで会ったのではないか
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