車が走り出すと「朝」っていう感じがするけれど
岸壁に打ち寄せる波音だと思うことにする
波照間の最南端のような 轟々と
生命の危険を感じるような
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いよいよ隣接工事の足場が作業部屋から見えるようになった つまりあちらからもこちらが見える 曇りガラス風になるシートを貼ろうとも思うけれど 「見えて何が悪いんだ」とも思う 逆に見てやるとも思う

1年前に建設業者と揉めてその理不尽な対応にものすごく憤った もう感情が揺れることはないが静かに怒り続けている 怒り続けることを自分に許した 業者について考えることはやめた 陽がまったく入らなくなっても心地よく過ごせる方法を模索することを楽しむことにした

自分が怒り続けることを許すことと、相手を許さないということはまったくつながらない 許す許さないという概念がそもそも私は無い 許そうが許すまいが誰もがただ存在する 他者に対して許す許さないなんて傲慢のように感じる

1日中家で仕事をする自分にとっては、日当たりは部屋を決める時の第一要素で本当は西か南から陽が入ってほしい 今は事情があってここにいるので、せめて今できることを楽しんでいけたらという気持ちだれど、自然光で撮影しなければいけないこともあるのでそれは困っている

晴れの日には工事現場に向かってシャボン玉を吹こう
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夜明け 暗闇からかすかに色彩を帯びてくる瞬間の艶
あるとき誰かが「育てている感」が欲しいって言ったけどそれは「生かされている感」だと思うの
始発電車がフィルムのように走ってゆく 取り戻せない緊張感で押した1枚ごとの窓が連なって
今日は突如として「冷製パスタ」を食べたくなった。
自分の季節の体感としてどうなんだろう。
春を飛び越えて夏じゃないか。

でも「何かを食べたい」と思えることはよかった。
ここのところずっと何も食べたくならなかったから。

制作作業も進めなければならないこと山積みだけれど、
ベランダの植物やコンポスト の土を見ていると
後回しにはできない春の兆しがうかがえる。
きっと仕事とかでは後回しにされてきた、
生命の声。

植物に一通り手を入れて、
明日以降の作業も頭に入れて、
いざ冷製パスタの材料を買いに。
並んでいる新鮮なものを選んだ結果、
サーモンとルッコラとスウィーティーのパスタ。
ベランダのミントとディルもふんだんに入れて。
何かチーズ的なものをと思って、はっと思いついたのが
アイスランドスキルで、これがものすごく合った。美味しかった。

冷たいものを食べて寒くもならなかった。
これは本当に春になったのでは。
部屋の梅は満開です。
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ある種の厳しさもあって
緊張感を持って対する相手なのに
魂レベルでほっとする、ということがある
私は自分への厳しさに、嫉妬されることが多いので
自分を律している人と接すると、ほっとするのかもしれない
相手に合わせてぬるさを演じなくてもいいと

自分はこういう人と対話してこその自分だよなぁと思う一方、
恥ずかしくない自分であらねばと身を引き締める思い

「相手を大事にする」という話を聞いていて
面して会話した場面をいくつも思い出した
たしかに大事にされていたな、と
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地軸が傾いていて優しい 季節はめぐるから
眠っているあいだに地球が回っていて優しい
ただただ流れる涙は何にも置き換えられないかがやきの結晶なんだ