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父がコロナ療養から帰って久しぶりの散歩。不在のあいだに見つけた絶景スポットにご満悦のようでよかった。

父の食べ残し食べたりするくらい濃厚接触者で、ワクチンもしてない私は、何度か検査しても陰性。自分を信じるしかない事を実証したワタクシの身体でした。
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おしゃれでもなんでもないチェーン店でコーヒー飲んでいたら、店員さんのお掃除のしかたに目を見張る 秩序、少しもズレの無い配置、無駄のない手際、細かな気配り …ちょっとときめいた 金星山羊座っぽいときめきポイント こちらも秩序のある配置でカップを返した
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去年末に母が亡くなってから
本当にいろいろな事が起きていて、
ずっと
ずっと
何があっても
「藤くんならどうするだろう」と心の中の旗のように思い浮かべ、乗り越えてきました。
バンプの音楽は多くを語ってくれて、それを思うだけで心強かった。

でも今日、目の前に実際に「居る」こと、
目の前で今、うたっていること それは
何よりも ものすごく、強く
伝わってきました。
存在してくれて、
生きていてくれて
ほんとうによかった。
声を出さないで「藤くん、藤くん!」と心の中で呼びました。

目の前で動いている、うたっている、生きている藤くんが。ずっとひとりで思っていた、
「藤くんならどうするだろう」という問いへの答え合わせのように。胸にせまり、私は母の死から2ヶ月して初めて号泣しました。
ずっと、世の中を成す不条理に憤って、母を思って泣く隙間もなかったから。

改めて自分の中の揺るぎない核のようなものを確認しました。深く、深く、

まだこの先も続く難しい道を、行く ちからをもらいました。
ありがとう これ以上のないありがとうです。

私は私の創作で、また何かを届けます。
どうか届きますように。

2023.02.12
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いつもエレベーター乗る時に、ゴミ捨てに降りてきた人とすれ違ったら、自分の階で降りるとき1階押して、その人が待たずにすぐ乗れるようにするのだけれど さっきゴミ捨てに降りたらすれ違った人が同じことしてくれてた! なんだこのうれしさ! 仕事の時に先読み合ってスムーズに進むあの気持ちよさと同じだ!
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母の葬儀へ友人が送ってくれたお花、2ヶ月経っても きれい
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BUMP OF CHICKENに加えスピッツのツアーも発表され 日程を見ていたらなんだか泣けてきた 母の死からいろいろと世の中の不条理に怒っていて一粒も泣いていない自分が 心強く思える瞬間が確実に待っていることに 音源も出るのかな 何よりのよろこびです ありがとう 2023.02.02
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昨夜、父がはじめて
はっきりと言葉にして
母が亡くなって「自分の母親が亡くなったときとは比べようもないくらいだ。つらい。くるしい。」と言った。

少し前に父と母と3人で食事をしているときに、
ふと、二人の馴れ初めに話題を振ってみたことがある。
母からずっと聞いていたのは、顔見知りくらいだった父から
夜中に酔っ払って電話が来て「結婚してくれ」と言われたと。
そこまでは不器用な父の片思いだったのと想像できるけれど、
数日考えてオッケーした母がよくわからないわ…と思っていた。

その話をしたら、母は「えー?そうだったっけ?」と無邪気に忘れていた。
すると父は突然、照れているようなムキになったような、でも深い声で
「違う、『俺は決めた』と言ったんだ」と言う。母に? 母にもだったし、
そもそもは山名先生の奥様からあの子どう?って母を勧められていて、
それで山名先生と奥様にまず「俺は決めました」と伝えてから
酔っ払いながら母に電話したという流れらしい。

母からの一方的な話しか聞いていなかったので、
その時はへーほんとに?と思ったし、母も初めて聞いて、
「えーそうなの?』と言いながらとてもうれしそうなかがやく笑顔だった。

今この落胆している父を、まっさら正直な父を、母に見せたい、と思ったけれど
あの時もう、ちゃんと本音は母に伝わっていたから、ふと聞いてよかったと思った。
母はすぐ忘れちゃったかもしれないけれど、うれしいその瞬間は、たしかに在ったこと。

最近は父に私のアトリエへ来てもらって食事をしている。
父と食事をしながら話すことはいつも、
山岳部だった山でのこと、
大槻という家のこと、
山名先生のこと、
広告の仕事をしていたときのこと、など。

同じ話題の繰り返しのようで、毎回必ず、今まで聞いたことのない新しいことを、父は話す。
父の中の潜在する知性がそうさせているのだけれど、
利き手である私の工夫も感じる。
ひとりだけではできない、
共作のような会話。

私はいつか、もう少し歳をとってからか、
独自の方法で「認知症の人と対話する仕事」をやろうと思うようになった。
既存の「介護」や「認知症」への認識に違和感を感じている。
それに添わない、独特の人間性、感性の人は居るはず。
既存の方法ではない、独自に編み出した方法で
父のように独特の感性の人との対話を、と
あの生き生きとした表情を引き出せるならと。

・・・
風が強く、乱気流のように吹き荒れる中、
ビシビシ、ガタガタと音を立てて震えるビルの壁や窓や看板。
そこを風に乗って、ふわり、ふわりと、気持ちよさそうにあちらこちら舞い飛ぶ鳥。

何かを固定しようとするものには脅かされる対象でしかない乱気流も
あてどない気ままな鳥には、ここちよい楽しみでしかない。

この身ひとつでなんとかできる というその自信、
それは、私が「何のために生きているのか」、
その理由がもたらしてくれているのだ。

2023.02.02
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