木漏れ日と一緒に
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豊かなベランダ
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数日前、おふろで倒れた
1時間ほど倒れ凍えながら、
何年も前、実家のおふろで倒れて、
ドア1枚向こうに父と母がいるのだけれど、
床をバンバン叩いても、テレビの音で気づいてくれなくて、
真冬の寒い脱衣所で1時間ほど倒れたまま冷たくなっているのを発見され、
「まあ」と驚かれ心配されながらバスタオルでくるまれたのを思い出していた

ずるずるとありったけのタオルを巻いてベッドに倒れ込み気を失い、
数時間後目が覚めて濡れたタオルを剥がしながらずるずると這って洗面で鏡を見ると
頭蓋骨の形がわかるくらい目がくぼんだ自分の顔が、死の1年半ほど前から激痩せした母の顔そのものだった

「ああ、数日前の夢で『お母さんと呑みたいな、どう?』『いいよ!』と言ったのはこれか、
こうやって母と会うのか」とわかった
私だけが、こうやって  会える
会えてしまう

朦朧としながら病院へ行き、
「入院しますか?」と言われたような
点滴をして、車椅子で運ばれながら検査をし、
しばらくして「癌とかではなかったですよ。ストレスからのものかと」と
お医者さんが言ったような気がするけれど、朦朧としていて覚えていないような

ふらふらで帰ってからずっと寝ている
近所のスーパーへ行くのも登山のよう
鏡にはあの心細そうな頃の母が映る
彼女がどれだけ心の中が傷ついていたのか
実感として身となってわかる今この状態になって
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先日父が「今日は描こうと思ったんだよ」と言っていたので、最近の父から受ける印象に近いと感じた平野敬子さんの鉛筆画と片桐飛鳥さんの写真を見せたところ「こんな素晴らしい作品があることを知ることができてよかった」と言っていた よかった 母の死からもうずっと描けないでいたから まだ描けなくても、心揺さぶられるものに触れられてよかった ありがとう平野さん、片桐さん
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“心が望むとおりの声に乗せたら ようやく気付けたよ 同時に 響く声”
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“もう大丈夫泣いちゃうね ほわんと淡い光”
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今、久しぶりに母が夢に出てきた 「最近お父さんとばっかり話してるからお母さんと呑みたいな。どう?」「いいよ!土曜日に〜が始まったから水曜日でも木曜日でもよくなったの。」とうれしそうだった。何か新しいことが始まるようだった。目が覚めてしばらく、それは無いということがわからないでいた。「母の不在」というのを やっと感じはじめた自分だった
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昨夜、改めて読んだ平野敬子さんのこの文章が、ほんとうに、ほんとうに、と思った
デザインでなくともすべてのことにおいてそうだなと すばらしくて涙が出た
こういうことを確認し合いたい、言葉や、言葉じゃない何か、それぞれの表現で
▶︎https://designcommittee.jp/member/hirano_keiko.html
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