
去年末に母が亡くなってから
本当にいろいろな事が起きていて、
ずっと
ずっと
何があっても
「藤くんならどうするだろう」と心の中の旗のように思い浮かべ、乗り越えてきました。
バンプの音楽は多くを語ってくれて、それを思うだけで心強かった。
でも今日、目の前に実際に「居る」こと、
目の前で今、うたっていること それは
何よりも ものすごく、強く
伝わってきました。
存在してくれて、
生きていてくれて
ほんとうによかった。
声を出さないで「藤くん、藤くん!」と心の中で呼びました。
目の前で動いている、うたっている、生きている藤くんが。ずっとひとりで思っていた、
「藤くんならどうするだろう」という問いへの答え合わせのように。胸にせまり、私は母の死から2ヶ月して初めて号泣しました。
ずっと、世の中を成す不条理に憤って、母を思って泣く隙間もなかったから。
改めて自分の中の揺るぎない核のようなものを確認しました。深く、深く、
まだこの先も続く難しい道を、行く ちからをもらいました。
ありがとう これ以上のないありがとうです。
私は私の創作で、また何かを届けます。
どうか届きますように。
2023.02.12